理想のお客様をどう定義しますか??
[No.0309]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
コンサルタントの方に
「あなたの
理想のお客様は」
ってご質問させて頂いたときに
「年商○○円超えの
飲食店です」
や
「従業員○人以上の
会社です」
とお答え頂くときがあります
自分の
理想のお客様を
定義することって
それにより
サービス内容や
マーケティングの方向性
価格設定など
いろんなことを適正に
整理できていけるので
常に行っていくべきこと
だと思うんですね
でも私が正直
ちょっと違和感を感じるのは
「年商○○円超えの
飲食店です」
や
「従業員○人以上の
会社です」
のように
その会社の“状態”として
定義してしまうことです
ナゼ違和感を感じるか
って言うと
理想のお客様像を
敢えて自分から
狭めてしまっている
ような気がするんです
例えて言うなら
理想の彼氏を定義するときに
「私の好みは
消防士です」
って言っているのに
近いのかなと思います
本当は
「優しくてたくましくて
頼りになる人」が
理想のイメージだったとしても
「消防士」と定義することによって
「消防士」だから付き合ってみたけど
実は
「優しくなくて
そんなに力もなく
頼りなかった」
となったら
お互いに残念に
思うかもしれないですよね
だからこそ
理想のお客様を定義するときは
“状態”の定義も大事ですが
“人柄”や“想い”の
定義も大事だと思うんです
社長はどんな“人柄”で
会社はどんな“想い”を持っていて
それでいて
会社はどのような“状態”なのか
こう定義すると
先程の話で言えば
「優しくてたくましくて
頼りになる人」を
理想の彼氏
だと言語化していたら
結局そういう人は
たまたま
「消防士」に多かった
という順序で
考えていけるのかなと思います
私の話で言えば
「歯科医院さんを
理想のお客さんと
しているんですか」
と聞かれることがあるんですが
そう定義したことは
一度もありません
私は
“向上心があって
事業意欲があって
人への思いやりがある人”
こちらを理想のお客様として
定義していて
結果的にこちらに当てはまる方が
歯科医院の
院長さんに多いのかなと
感じてはいます
理想のお客様の定義は
“状態”ではなく
まず“人柄”や“想い”から
一つの考え方として
ご参考になれば大変幸いです
今日は以上です