いや~1人じゃここまで行かないんですよね~

いや~1人じゃここまで行かないんですよね~

[No.0498]
 
 
理念と経営数値の専門家
生岡直人です。
 
 
 
 
 
 
 
問い合わせを何名かの方から頂いておりましたので
まずはお知らせを(^^)
 
 
 
私が主催させていただいております
『理念実現コンサルティング習得実践講座』ですが、
2020年は4月・5月から
スタートさせていただくことになりました!
 
 
 
「理念を作る」
とかそんな上辺ではなく
 
「浸透を前提に理念を策定し、理念浸透を進む中で、
いかに目に見える成果に直結させるか」
 
といった
成果にこだわったコンサルティングを
講座として体系化したものです。
 
 
 
今年も昨年に引き続き
東京・大阪・福岡
の3カ所での開催です!
 
 
ご興味にある方はぜひチェックしてみてください!
 
 
『理念実現コンサルティング習得実践講座』
ご案内ページ
↓↓
https://partnering-consulting.info/
 
 
 
 
 
また、
「どんな講座なのか、どんなノウハウなのかを
まずは簡単に知ってみたい!」
という方のために
 
ノウハウをご紹介する動画を
昨年に引き続き配信します!
 
配信日は2/5(水)です!
 
 
 
ちなみに昨年は
「動画で聞いた話をクライアントに
お伝えしたら契約が取れちゃいました。
どう進めましょう?」
みたいな相談もいただきました笑。
 
(この方はその後、講座にお越しいただき、
クライアントさんに
しっかり価値提供をされておられました^^)
 
 
ぜひご興味のある方は
2/5(水)をお楽しみにしていてくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、そろそろ内容です。
 
 
おととい昨日は
みっちりと東京で2社のクライアントさんに
コンサルティングをさせて頂いていました。
 

 
その東京でのコンサルの中に
あるクライアントさんに
おっしゃって頂いた言葉がコレ
 
 
「いや~1人じゃここまで行かないんですよね~」
なんです。
 
 
 
正確には
おっしゃって頂いたというより
「声に漏れた」という方が
正しいかもしれません笑。
 
 
 
 
この言葉ってホント
コンサルタント冥利に尽きますよね。
 
 
存在価値を改めて
感じて頂けているような気がして
 
もしかしたら私は
「ありがとう」と
おっしゃって頂くよりも
嬉しい言葉かもしれません。
 
 
 
 
そのクライアントさんとは
今で約3年ほど
コンサルで関わらせて頂いているのですが
 
一言で言うと
 
“とても上手くいっている会社”
 
なんです。
 
 
 
 
売上も
毎年数億単位で伸ばされ
 
利益も節税なんて
とうに諦めるレベルで出ており
 
社長と社員の人間関係も良く
社員も自立的に働いてくれている。
 
(社長も人への思いやりがあり、
 頭も切れて、シュッとされてる男前…)
※なんか書いてるとホント、
 パーフェクトですね笑
 
 
 
 
そんな会社であり、社長なので
表面的な数字の話は正直不要なんですね。
 
一応私も、
税理士資格を持っている身なので
キャッシュフローの簡単な確認はしますが
やはりほぼ全て把握されています。
 
 
 
 
そのような、一見
「コンサルいらんやん」
と思われるような方に
 
3年ほどコンサルティングをさせて頂きながら
 
「いや~1人じゃここまで
行かないんですよね~」
 
とおっしゃって頂くために
私が何をしているかというと
 
 
 
 
①共に考える場を作る
②社長以上に必死で考える
③私の考えは全て不正解である
④手持ちの武器で勝負しない
 
の4つを心がけながら
コンサルティングをしています。
 
 
 
 
 
 
この4つの
簡単な解説をすると
 
 
 
 
 
 
まず、
 
①共に考える場を作る
 
ですね。
 
 
 
こちらは
「いや~1人じゃここまで
行かないんですよね~」
とおっしゃって
頂くための大前提ですよね。
 
 
経営者って
誰にも相談できないことを
一人で日々悩んでおられます。
 
しかも“上手くいっている”と
周りから思われている経営者こそ
 
周りに「相談しにくい」という
気持ちが強くなりがちで
 
“緊急ではないけど重要なこと”
を割と一人で考えておられるんですね。
 
 
昨日の記事から例として
挙げさせて頂いている社長も
 
コンサルティングを進めていくと
 
「実は今こんな事考えていて…」
といった
一人で試行錯誤されている
メモ書きを見せていただきました。
 
だからこそ
『共に考える場を作る』
 
 
これがまず持つべき意識だと感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
②社長以上に必死で考える
 
 
 
ここからは
 
「そのコンサルティングの場で
何をしているか」
 
ですね。
 
 
すごく抽象的な表現
ばかりになってしまうのですが
 
私が決めていることが
『社長より本気になる』
です。
 
 
 
実際にできているかどうかなんて
 
クライアントさんが
決めることなのでわからないですが
 
はた目から見れば
「どっちがクライアント?」か
わからなくなるくらい
社長と同じくらい本気で考えます。
 
おとといのコンサルでも
「いや、ちょっと考えを整理したいので
一旦ご質問は待ってもらってもいいですか?」
 
と、クライアントが
コンサルタントに言いそうなことを
私が言っていました笑
 
 
でもこの“姿勢”って大事だと
私は思っています。
 
 
 
社長が
より課題に対して集中し
本気になって頂ける環境を作る唯一の方法は
 
“目の前の奴が本気であること”
だと思っています。
 
 
なので私はそれを
体現し続けたいと思っています。
 
 
 
 
 
 
③私の考えは全て不正解である
 
 
 
次はコレです。
 
②とはちょっと
相反しそうなことなのですが
 
 
本気で考えて考え尽くして
「コレめっちゃいいやん!」
という案が出て
 
社長に意気揚々と
「こんなどうですか?」
とお話ししても
 
その正解を絶対に
押しつけてはいけないと思っています。
 
 
 
なぜなら、やっぱり
正解は“社長の中から生まれるもの”と思うからです。
 
私の案や言葉、考えは
 
全てその正解が生まれるための
“不正解”だと思っています。
 
 
なので正解探しは一切しません。
 
社長に反論されないように
根拠を考えてから発言することもないし
 
むしろ反論を恐れていないと言うか
「反論してくれ」とさえ思っています。
 
理由は、
その反論こそがまた
社長の頭の中により良いイメージを
沸き立たせるキッカケにもなるからです。
 
 
 
 
 
 
 
 
では最後です。
 
④手持ちの武器で勝負しない
 
 
 
これは何かというと
 
これまでどこかで行った
コンテンツやノウハウで
できるだけ勝負しない
 
ということです。
 
 
 
私自身
 
社長のご相談をお聞きしていると
 
「あ、前やったこの研修って
当てはまるんじゃないかな?」
 
とか思うんです。
 
 
で、③でもお話した通り、
それを理論武装することなしに
そのままお伝えするんですね。
 
 
でも大体それは不正解。
 
「60%は正解かもしれないけど、
うーん何かが足りない」
 
そんな空気感によくなります。
 
 
 
そしてここからが楽しいんです。
 
その足りない40%は何かを
社長の考えや目指している方向性、
会社の状況を綿密に確認しながら
 
一緒に“できること”を
考えていくんですね。
 
 
 
ここもとにかく
 
案を出し、言葉にしてプランを書き続けます。
ほとんどボツ案です。
 
 
でも近づいてくるんですね。出てくるんですね。
 
「あ~それかも」みたいな、
今取り組むべき新たな施策が。
 
 
 
これが生まれた瞬間、
社長からは
 
「いや~1人じゃここまで
行かないんですよね~」
とおっしゃって頂ける瞬間ですし
 
私にとっては
「うわ、コレ新しいノウハウかも!」
ってその新たな可能性に
めっちゃワクワクするんです!
 
 
 
 
だからこそ
丸腰で“上手くいっている社長”に
対峙するコンサルティングは
ホントやめられません!^^
 
 
 
 
 
 
 
 
 
といった感じで
私がコンサルティングで進めるイメージを
改めて言葉にしてみました。
 
 
以上です。
お読みいただきありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
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