人事評価ってそもそも何のためにあるの？？
[No.0463］
理念と経営数値の専門家
生岡直人です。
今日は
いつもよりも割と
ゆるりとしたペースで仕事をしながら
4名のドクターの方々との
個別ZOOMミーティングをさせて頂いていました(^^)
その中のお一人の
ドクターとのお話で上がったのは
『人事評価制度』
についてです。
『人事評価制度』を導入するときって
経営者としては
結構頭を使うんですよね(^^;
「従業員からどんな声が上がるだろうか？」
「適正な評価を作れるのだろうか？」
「給料を出し過ぎることにならないだろうか？」
という不安がつきまとうからこそ
『人事評価制度』を入れるときは
とても慎重になると思います。
また、特に医療業界は
他の業界に比べて
『人事評価制度』を入れている
法人はまだまだ多くありません。
そうなると、なおさら
慎重にはなりますよね…(^^;
そういった
『人事評価制度』というものを
会社に導入するとき。
医療法人に限らず、
私は全てのクライアントさんに
実施させて頂いていることがあります。
それは、
『人事評価のあり方』
という研修です。
そもそも
『人事評価制度』を入れるときって
経営者は経営者の立場で
社員さんは社員さんの立場で
それぞれ不安があるんですよね。
だからこそ
まずは研修で
『人事評価ってそもそも何？』
ということを伝えて
人事評価の目的とその影響を
全員で認識してからスタートします。
少しだけ研修の内容を紹介させて頂くと
私は『人事評価』を
『社員の行動や考え方が、
お客様、会社、同僚など関わる人にとって、
どんな成果や良い影響をもたらしているかを、
客観的に社員自身が確認する機会。
それにより社員が、より生き生きと
やりがいを持って働けることを目指す。』
と、定義しています。
『人事評価』を
“給料を決めるため”や
“社員のできていないところを正すため”
とは定義していないんです。
そうすることで
『人事評価が何のためにあるのか？』
をみんなで共有するキッカケになるんですね。
そして、それを伝えた後には
『評価する人・評価される人に与える影響』
という内容も
研修でしっかりと伝えます。
『人事評価制度』が
どれだけたくさんの人に影響があるものかを
改めて知ってもらうことで
関わり方を整えていくんですね(^^)
そうすることで
『人事評価制度』に
誰もが決して操られることなく
全員で
『成果や良い影響を客観的に確認する機会』
として向き合うことができます。
ただ、もちろん一回
『人事評価制度のあり方』を
研修で伝えたからといって
浸透するものではありません。
人事評価を実施するたびに
あり方を研修で伝え続けていく。
そうすることで
そのあり方が
文化に変わっていくと思います(^^)
会社や組織が
変革し、発展していくとき
その内部では
新たなモノが次々と導入されていきます。
その際には
“あり方”を常に言葉で整えていくこと。
コレが重要であると
改めて感じました。
以上です。
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