今、求められる“個”客 対応力!
[No.0090]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
先日、あるお客様と
ゴルフのラウンドを
ご一緒させて頂く機会が
ありました
そのお客様が会員である
ゴルフ場にお招きいただき
プレーでご迷惑を
おかけすることは
多々ありながらも
楽しく回らせて頂きました
ただ、
お伝えしたいのは
そのご迷惑をおかけした
プレーの話ではなく
昼食時の出来事です
お昼休憩でレストランに入り
メニューを見ながら
昼食を選んでいるときに
会員であるそのお客様が
「うーん…
じゃあ今日も前来たときと
同じのにしよかな!コレで!」
と注文をされました
驚いたのはその後です
その注文を受けた
ウエイトレスの方が
「○○様、前回は
そちらのセットではなく
こちらのセットをご注文いただき
そこに鉄火巻を合わせて
ご注文いただきましたよ」
と笑顔でお答えしていました
これには驚きました
会員の方なんて
もちろん何名もいるハズですし
このお客様が
いくらゴルフ場にとっての
上客だからと言っても
フツーそこまで
完璧に覚えてるものか
と思いました
なんでもこのお客様が
このゴルフ場に前回来たのは
1カ月前ほどとのこと
それを
覚えていたのなら凄い
ですし
覚えてるわけじゃなく
ちゃんと
データとして取っていて
上客の前に出るときには
しっかり頭に入れてから
接客に臨む
ということにしているなら
もっと凄いと思いました
この
“個”客として
対応する姿勢
言い換えれば
ホスピタリティ
なのかもしれないですが
この姿勢って今の時代
どんな仕事に置いても
重要だと思います
以前の記事にも
書いたことがありますが
現代はモノが溢れ
同じモノや似たようなモノは
いろいろなところで
得ることができる時代です
このことから
モノ自体の価値が低下し
誰から得るか
どうやって得るか
などの
モノを得るプロセスの
価値が高まっています
“個”客として
対応する姿勢を
お客様に伝えることは
その商品やサービスが
他でもない
あなたの為にあることを
伝えることにもなります
また
“個”客として
対応する姿勢
が伝わったお客様の
立場からしても
自分のために存在している
商品やサービスなら
興味が湧き、
なかなか無視はできないと
思います
どんな商品やサービスであっても
どこかで必ず
「人」が関わっています
その「人」ひとりひとりが
“個”客として
対応する姿勢で
お客様に接する意識を
持つことが
ビジネスにおける差別化
にも
つながるんじゃないかなと
思いました
私自身もこの
“個”客として
対応する姿勢を
まだまだ磨いていきます
今日は以上です