何を見ながらコミュニケーションを取るか??
[No.0245]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
先日
コンサルティングを
させて頂いている
ある歯科医院の
スタッフの方から
こんなご相談を受けました
「先生ともっと
コミュニケーションを取りたい
と思っているんですけど
なかなか取れていないんです
どうしたらいいでしょうか」
とのこと
そうですよね
コミュニケーションが
取れていないと感じることを
心配になるお気持ち
とてもよくわかります
ちなみにこの方は
まだ医院に入社されて
日が浅いということもあり
その状況もなおさら
心配を後押しして
しまっているのかもしれません
また
こちらの医院の先生も
口達者というわけではなく
寡黙で温厚
でも実は熱いお気持ちを
持っておられる方
なのですが
もしかしたら
そのスタッフの方からすると
寡黙な印象が強く
コミュニケーションを
どう取ればいいか
攻めあぐねている
のかもしれません
「このタイミングで喋って
おジャマじゃないかな」
とか
「こんな内容
喋っても大丈夫かな」
などいろんなことを考えて
結果、何もできない状態に
なってしまっているんだと
思います
この心配も
当然しちゃいますよね
お気持ち本当に
よくわかります
そのような感じで
このご相談をお聞きする中で
私がお伝えさせて
頂いたことの一つが
「どの方向を見ながら
コミュニケーションを
取ることが大切か」
というお話です
実は、スタッフの方って
“院長を見て”
コミュニケーションを取る人が
多かったりするんです
「院長、今忙しそうだけど
話に行って大丈夫かな」
「院長とどう接すれば
もっと良い仕事が
できるようになるかな」
のような感じです
この考え方や視点
とても重要ですよね
仕事をする上で
持っておくべき
大切なことだと思います
でもおそらく
院長自身は
きっとこちらばっかり
見てほしいわけではないと
思うんですよね
きっと一番嬉しいのは
院長が見ている
ビジョンを
一緒に見てくれること
だと思うんです
いわゆる
“院長を見て”
じゃなく
院長と同じ目線の先にある
“ビジョンを見て”
コミュニケーションを取る人です
その考え方や視点になると
院長への妙な気遣いではなく
院長の目線の先にある
ビジョンに照らして
これは今
伝えるべきかどうか
という判断軸を持って
コミュニケーションを取ることが
できると思うんですね
院長からすれば
ビジョンに沿う意見が
スタッフから出ることなんて
大歓迎であると思いますしね
“ビジョンを見て”
コミュニケーションを取る
経営者が従業員と接するとき
従業員が経営者と接するとき
会社が他者と接するとき
これら全てにおいて
重要なことであると
改めて感じました
今日は以上です