価値観がバラバラなのは“アカン”??
[No.0320]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
先日
あるコンサルティング先の会社で
社長と
理念の一部である
価値観(バリュー)
の言語化を進めていたときに
社長がこんなことを
おっしゃられました
「うわ~アカンやん
ウチのみんな
価値観バラバラやん」
私のコンサルティングでの
価値観の言語化
の進め方としては
事前に従業員の皆さんから
様々な項目で
「大切にしていること」を
解答してもらいます
例えば
「チームワーク」という項目があれば
それについて
従業員の皆さん
一人一人が
「大切にしていること」を
解答して頂く形です
その
バリュー解答の一覧を見て
社長が先程の
「うわ~アカンやん
ウチのみんな
価値観バラバラやん」
をおっしゃられたんです
…果たして
そうなんでしょうか
価値観がバラバラなのは
“アカン”のでしょうか
私は
価値観が異なるときって
相反することばかりじゃなくて
その人同士の
“人となり”や
“特性”を理解し合えば
補完し合えるもの
なんじゃないかなと思うんです
最近
「多様性を認めよう」
みたいな言葉も
ビジネス関連の記事で
見聞きしたりもします
私は
価値観の多様性って
“会社”や“上”が
認める
とか
“従業員”が
認めてほしいと求める
とか
そんなんじゃなく
“お互い”が
認め合う、理解し合うことで
目指すビジョンに向かう
道筋や行動指針を
より強固にしていくもの
だと思うんです
価値観がバラバラなことは
一種のチャンス
認め合い、理解し合う
ことができれば
それほど強い組織や
コミュニティはない
と思います
…まぁ、言うは簡単です
それをいかにして
創り上げていくか
私自身、コンサルティングを通して
今までもこれからも
認め合い、理解し合う
組織やコミュニティの体現に
尽力していきたいと思います
今日は以上です