オプション料金と機会損失
[No.0241]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
出張でホテルに泊まった際に
「う~ん…」って
思うときがあります
それは
泊まったホテルの
部屋にある
コーヒーに
値段が
書いてあったとき
です
どんな
部屋づくりなんだろう
や
どんな
接客なんだろう
など
いろんなところに
目を配っているときに
コレを見つけちゃうと
正直ちょっと
残念な気持ちに
なるんですよね
ナゼかと言うと
このコーヒーに
値段をつけようが
無料にしようが
仮に部屋数を掛け算しても
この値段から
生まれる利益額って
そんなに
大きなものではない
と思うんです
きっと私のように
値段がついている時点で
飲まない人も多いですしね
ならいっそのこと
無料にしちゃったら
どうなんでしょうか
宿泊サイトのクーポンを
出すための広告費も
いいんですが
今泊まってくれている人に
部屋のコーヒーを
無料にするなどして
他のホテルとの
ちょっとした違いを
見せた方が
リピートが起こる
と思うんですよね
(私のように
出張で来ている人なら
そのちょっとしたサービスで
リピートするかしないか
って分かれると思うんです)
あとは
貸会議室の追加備品
なんてのもそうです
コレも私は仕事柄
使うことが多いんですが
ほとんどの貸会議室で
会議室自体の料金以外に
プロジェクターなどの
追加備品を借りる度に
追加料金がかかります
コレも
ホテルの部屋のコーヒーと
同じことが
起こっていると思うんですね
果たして
追加備品で
追加料金を取るのが
利益が出る形
なんでしょうか
逆にきっと
追加備品の料金が
設定されていることで
「ここやめて
別のとこにしよ」
のように
問い合わせが
敬遠されているケースが
必ずあるハズなんです
一番利益を稼げるのは
備品の追加料金でなく
紛れもなく
会議室を
借りてくれた料金です
ならこちらも
もし追加備品を
全て無料にするなどしてみれば
「ここやめて
別のとこにしよ」
のような
機会損失が発生することなく
リピートも
起こりやすい状態に
なるのではとないかと思います
利益を出すために
設定した
オプション料金が
結果、機会損失を
招いていないか
コレを改めて
検証する必要があると
思いました
今日は以上です