ちょうどいい範囲を知る!
[No.0151]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
先日、ある会社の経営会議で
営業部長と財務部長との間で
こんな議論となりました
営「決算に向けて例年通り
ある程度在庫を積んで
最終月にグッと
売上を伸ばしましょう」
財「いやいや今年はダメ
今、ウチは借入を早めに
返済しながら、お金の状況を
もっとよくしていこうと
思ってるんだから」
営「え、それは無理ですよ
ここでしっかり仕入をしないと
最終月に売上を
確保できませんですよ」
のような内容です
これってなかなか
難しい議論ですよね
それぞれが
会社に貢献するために
取るべき施策であることは
間違いありません
じゃあ
どうすればいいか
ここで判断すべきところは
どれくらい在庫を積んで
どれくらいお金を残せば
適正なのか
いわゆる
どこがちょうどいいのか
の範囲を知る
ここを明確にするに尽きると思います
繁忙期や閑散期がある会社
研究開発費を投じる
必要があるメーカー
アパレルなどの
季節商品の仕入が必要な会社
などの
キャッシュフローを
しっかり読むべき会社は
どこがちょうどいいのか
の範囲を
知るか知らないかで
経営の方向性が
変わってくるのでは
とも感じています
私自身
最近現場で感じることが
多い内容なので
より一層意識して
お客様それぞれの
適正なキャッシュフローを
しっかり掴んでいきたいと思います
今日は以上です