誰に共感してもらいますか??
[No.0095]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
今日、
あるお客様のコンサルティング中に
「今年度のスローガン、
『お客様と
共に儲けます!』
にしよかなと
思うんやけどどう思う?」
とご相談を受けました
私は直感的に
「すごくイイ」
と思いました
ナゼかって言うと
この社長も社員さんたちも
人情味溢れる
大阪の商売人
って感じのイメージで
『儲ける』って
なんかピッタリの
言葉だったからです
「すごく合ってますね〜」
と言ったものの
『ちょっと待てよ…』と
思いました
まず、このスローガン
今後、
どのように
活用するのかを
確認したところ
ホームページや名刺にも
入れていきたいとのこと
と、なると
この内容だと
『ちょっとどうやろ…』と
思いました
なぜなら
こちらの会社は
毎年、
取引先数120%増を目標に
業績をどんどん上げていくことを
目指されている会社です
と言うことは
毎年、この会社を知らない
新規の取引先が
「どんな会社なんやろ?」って
いろんな情報を確認しながら
取引を結んでいくハズです
それを考えると
『お客様と
共に儲けます!』
いい表現なんですけど
新規の取引先には
ちょっと切れ味が鋭いかなと
思いました
会社が
着実に発展していくためには
たくさんの方に
共感してもらう
必要があると思います
既存の取引先
という一方向
だけの共感ではなく
会社を取り巻く
全ての人々に
共感してもらうことが大切です
会社を取り巻く
全ての人々となれば
既存の取引先はもちろん
見込み先、社員や社員の家族
競合他社や求職者、社員の友人など
会社と関わりのある
全ての人々であり
その方々みんなが
「いいね」と
思ってもらうことがベストです
それを念頭に
社長と部長と
お話をしながら
会社が発展していくための
後押しになるスローガンを
考えていきました
そこで行き着いたのが
『お客様と
共に繁栄します!』
です
『お客様と
共に儲けます!』
より柔らかい表現に
落ち着きましたが
既存の取引先には
『共に繁栄します!』
『共に儲けます!』
と同じ意味
なんですと
口頭で伝えながら
活用していくことにしました
関わりのある
全ての人々が
どう感じるか
共感してもらえるか
同じ意味でも
言葉一つで
感じ方は大きく変わると
思います
今後も
目的やビジョンに応じて
どの場面で
どんな表現をしていくかを
しっかり考えながら
仕事を進めたいと思います
今日は以上です