目的に合った図法で経営を描こう!
[No.0065]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
皆さん、突然ですが
このオーサグラフ世界地図
↓ ↓
って知ってますか
実はコレ
今年の
「GOOD DESIGN BEST 100」
に選ばれた
世界地図図法なんです
このオーサグラフ世界地図
何がGOODなのかと言うと
よく見かける世界地図よりも
実は正確なんです
よく見かける世界地図はコレ
↓ ↓
メルカトル図法ってやつです
さっきのオーサグラフ世界地図とは
明らかに作りが違いますよね
実は今までよく見てきた
このメルカトル図法は
陸から陸への
距離や角度が正確なので
航海をする時に
すごく役立つ図法です
(すみません、実は昔、
地図見るの好きだったので
ちょっと詳しかったりします)
しかも平面的に描けて
位置関係の確認もしやすいので
教科書にも使われやすいものです
でもこのメルカトル図法
難点は
陸の面積が正確でない
地球は球体なので
四角い平面の中に
地球を描けるはずはないのに
無理やり描いちゃってるんです
それにより
地図の真ん中から
上下に行けば行くほど
陸がホントの面積より
大きくなってしまっています
そこで
その難点を解消したのが
オーサグラフ世界地図
です
これは
陸から陸への
距離・角度と面積を
できるだけ正確に描いたものです
これなら
多くの人が小さいと思っている日本も
意外と大きいことにも
気づけますよね
他にも
モルワイデ図法とか
グード図法とか
いろいろあるんですが…
ちょっとマニアックになるので
ここらでストップしておきます
お伝えしたいのは
なぜ世界地図に
いろんな図法があるかということ
その理由は
世界の位置関係を把握するのには
いろんな目的があり
それぞれの目的ごとに
一番その目的が達成しやすい
図法で描いているためです
ある図法で描かれた地図は
航路を
また別の図法で描かれた地図は
空路を
適切に把握するためなど
異なる地図が存在します
私たちが行っている
経営もまさにそうです
目的によって
さまざな設計図や計画表が
あります
損益計算書や
資金繰り表など
様々な設計図がある中で
目的を達成するのに
適切ではないモノを見ながら
その目的に向かおうとしてしまったら
距離や進路を見誤る恐れもあります
見誤りの具体的なのが
過度な節税です
「税金は払いたくない」って言いながら
いろんな節税をしている経営者の方が
時々いらっしゃるのですが
節税って過度にし過ぎると
一時的にお金が
極端に少なくなる恐れもあります
次の年度で
どれくらい
設備や人材に投資するか
などの計画が経ってから行わないと
結果、思うような投資ができずに
売上や利益を上げきれない
可能性も出てきます
経営者の方って、きっと
「税金は払いたくない」
じゃなくて
「有効なお金の使い方をして
お金を増やしたい」
だと思うんです
だからこそ
お金を増やせる
適切な経営を行うための
設計図を使いながら
見誤ることなく
経営を行って頂きたいと思います
私自身も
自分の見誤りに
注意することはもちろん
様々な経営者の方に
しっかりご支援を
していけたらと思います
今日は以上です