「娘をやるとき」と「銀行借入」
[No.0026]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー 生岡直人です
突然ですが…
娘が結婚相手を
家に連れてきたとき
その男性のどこを見ますか
どんな性格か?
どんな仕事をしているのか?
どんな学歴なのか?
何かスポーツをしていたのか?
何か真剣に取り組んできたことは?
これからどんな家庭を作りたいのか?
今の仕事をずっとする予定なのか?
娘のことをどう思っているのか?
などなど…
いろんなところを
見てしまいますよね
きっと私ならこんな感じで
いろいろな質問をしてしまいそうです
今から考えても娘を嫁にやるって
結構大変だなーってつくづく思います
まぁ娘はまだおりませんが…
なぜこんな話をしたかと言いますと
銀行の借入って
信頼を確認する
っていう点で
娘を嫁にやるのと似てるのでは
と感じたからです
(娘いないのにすみません)
今日実は、とある2つの銀行から
進めて頂いていた借入の
2つの案件について
それぞれ連絡を頂きました
ある案件は
「社長が借入をするかどうか
迷っておられるのですが、
ぜひ借入をして頂きたいので、
そちらからも
お伝え頂けますでしょうか」
もう一方の案件は
「ちょっとなかなか
難しい状況で…
また社長も交えて
ご面談のお時間を
頂けますでしょうか」
とのことでした
2社ともそれぞれ状況は違えど
ここまで返事が違ってくるものなのか
と思いました
銀行が借入を実行するか
判断するポイントって
もちろん財務状況や決算内容など
いろいろあるとは思うんですけど…
もし一言で言うのであれば
どこなのか
それはその会社が
信頼できるかどうか
ここだと思います
< /p>
昔、仕事を教えて頂いた方から
信用と信頼の違いについて
信用=
人格を信じていること
信頼=
人格+能力を信じていること
と、教わったんですが
銀行借入で言うところの人格って、
社長の人となりや
会社の理念だと思うんですね
で、能力が、過去の実績、商品力、
マーケティング力、事業計画などを
表すのかなって思います
と、思うとやっぱり
娘をやるときの
結婚相手との挨拶と
ちょっと似てません
これから
長くお付き合いする相手が
どんな人(会社)なのか?
って思った時に聞くことって
やっぱりこんな感じになってくると
思うんですよね
会社の過去の実績
(彼がこれまで達成したことがあるもの)
社長の過去の経歴
(彼が今までどんなことをしてきたか)
会社の理念、社長の性格
(彼の人となり)
会社の情報力や
マーケティング力
(彼の知識や興味のあるもの)
事業のビジョン
(どんな家庭を作りたいか)
財務状況
(貯金はあるのか)
などなど…
銀行に借入に行く際にも
事業計画書などの
フォーマットを埋める
という頭じゃなく
彼女のお父さんに
結婚の挨拶をしに行く
くらいのイメージで
自社のPRをしていくと
意外と、信頼関係が築きやすいのでは
ないかと思いました
今日は以上です