導入期のチャンスを逃しちゃいけない!
[No.0430]
理念と経営数値の専門家
生岡直人です
「バスケはまだ認知度が低いから
予算はちょっと取れないね」
この言葉を聞くと
正直
「もったいなー」
って思ってしまいます
私
Bリーグのプロバスケットボールチーム
広島ドラゴンフライズに
スポンサー&コンサルタントとして
関わらせてもらっているのですが
さっきのような言葉をどこかで聞いちゃうと
視点がちょっと残念だな
って思っちゃうんです
「バスケはまだ認知度が低いから
予算はちょっと取れないね」
と、いうことは
認知度が上がったときは
予算は取れるってことでしょうか
むしろ
「バスケは可能性が低いから
予算はちょっと取れないね」
この表現なら
「後にも先にも可能性はないよ」
という感じで
バサッと
切り捨ててくれているので
理由としてもすごく納得します
(まぁバスケは世界で一番
競技人口が多いスポーツなので
日本でも可能性が
低いわけないのですが)
しかし
可能性でなく
認知度が低いから
という理由となると
認知度が
上がりきってしまったときには
すでに市場参入のチャンスを
逸してしまっている
ような気もします
マーケティングでも
プロダクトライフサイクル
という成長曲線があるように
どのタイミングで
どう関わるかによって
生まれる成果は
大きく変わると思うんです
日本バスケを
この成長曲線に
当てはめるのであれば
おそらく今は導入期
日本バスケが
これから成長していくことが
間違いないのであれば
導入期の
今だからこそ
真剣に関わって
認知度を共に上げ
成長期・成熟期にまで
押し上げていったらいい
と思うんですけどね
そしてまた
バスケに限らず
ビジネスって何においても
この成長曲線を
当てはめることって大事だと思います
『自社のいる業界は
成長曲線で例えると
どのタイミングにいるのか』
コレをイメージすることによって
世の中のニーズや
お客さんの思考を
予測しやすくなるでしょうし
『自社のメンバーはそれぞれ
成長曲線で例えると
どのタイミングに位置するのか』
なんてのもイメージすると
今の成果だけに焦点を当てるのではなく
メンバーそれぞれの成長度を
改めて考えながら
関わることができるかもしれませんね
“導入期だからこそ
“逃しちゃいけない
“チャンスがある”
この気持ちを
自分が関わる全てにおいて
改めて意識していこうと思います
以上です