理念のような“教育制度”を作るには？？
[No.0421］
理念と経営数値の専門家
生岡直人です
今日はこちら
↓↓
白金高輪の
あるクライアントさんに
訪問させて頂いてました
(駅前の桜が満開だったので
思わず撮ってしまいました…
)
今日は
決算が近いこともあったので
まずは
マネープランによる
どれくらいお金が残っていくかの
綿密なシミュレーション
を行ない
そして
健全に発展している今
進めておきたい
教育制度の構築
をメインテーマに
打合せを進めさせて頂きました
この教育制度の構築って
会社が健全に発展していき
人材がどんどん増えていくタイミングには
必須ですよね
教育制度がちゃんと構築されることで
新しく入った社員さんに
身につけてほしいことの
内容と順序が適切になり
新しく入った社員さんの
働きがいと成長スピードが
高水準で均質化できる
と思います
でもこういった
教育制度の構築
のような業務って
なぜか
『重要なんだけど緊急ではない』
と解釈しちゃって
ついつい後回しにされがち
なのではと思います
だからこそ
こちらの会社も
コンサルティングのお時間の中で
優先順位を挙げながら
教育制度の構築の
アイデア出しを行ない
内容を組み上げていっています
とは言え、私…
人事や教育制度のプロでも
なんでもないので
「教育制度を
作っていきたいんです」
と社長から話題に
挙げていただいたとき
『教育制度って
どう作っていくんだろう
』と
考えてしまいました…
…でも頭を整理すれば
割とすぐ答えが出たんですよね
結局やっぱり理念なんです
理念を中心に据えると
構築できるイメージが
湧きました
私が経営理念の中で
重要視している一つに
価値観(バリュー)
というものがあるんですが
その策定方法と
近い方法で
できていくな
と感じたんです
なぜなら
昨日のブログで
ご紹介したコチラの図のように
価値観(バリュー)って
行動の上流に位置するもの
だからです
なので
良い価値観を
言語化するバリューも
良い行動を
構築していく教育制度も
策定方法は
きっと似ているだろうと思ったんです
ちなみに私の場合
価値観(バリュー)の方法としては
・お客様への対応
・仕事の取組み方
・チームワーク
など…
経営を行っていく上で
必要とされる要素を
いくつかのカテゴリーに分けて
それぞれのカテゴリーで
大切にしたいことを
言葉にして頂くようにしています
例えば
「お客様への対応であなたが
大切にしていることって何ですか」
この質問に対して
クライアントの会社の社員さん
お一人お一人に言葉にしてもらい
その言葉を合わせていきながら
価値観(バリュー)を作っていきます
となると
教育制度の構築も
ほぼ一緒なんですよね
・お客様への対応
・仕事の取組み方
・チームワーク
など…
それぞれのカテゴリーにおいて
「知っておいてほしい
知識はなんですか」
「身につけておいてほしい
技術はなんですか」
「日々行っておいてほしい
行動はなんですか」
という質問を
社長と幹部に投げかけていき
その答えをまとめながら
教育制度の骨子を
作っていっています
質問を具体的に表現すると
「お客様の対応において
社員さんに知っておいて
ほしい知識はなんですか」
こんな感じですね
この質問を
前半部分を
・仕事の取組み方
・チームワーク
などに置き換えたり
後半部分を
・身につけておいてほしい技術
・日々行っておいてほしい行動
に置き換えながら
繰り返していくだけで
どんどんアイデアが生まれていきます
こちらのクライアントさんのおかげで
コンサルティングを通して
今日も理念の重要性を実感できました
これからもさらに質を上げていきながら
たくさんのクライアントさんにも
適用できる方法として
形にしていきたいと思います
以上です
