“いつ”の売上を上げてますか??
[No.0097]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
今日は、神戸三宮にて
ある社長とランチミーティングを
していました
こちらの社長は
たくさんの社員さんを抱えながら
創業以来十数年、
業績を伸ばし続けておられる
百戦錬磨の経営者です
正直、
いつもミーティングや
コンサルティングのお時間の中で
社長の生の経営論を
教え頂くことも多く
とても勉強させて頂いています
(あ、ちゃんと私もキャッシュフローや
社内の仕組み作りなどに奮闘させて
頂いてます
…誤解を招かないよう念のため)
今日もミーティング中に
いろんな話題になったんですけど
その話題の一つが
「社長は営業の現場に
出るべきかどうか」
でした
コレって難しい部分ですよね
例えば
社員の人数が少ない場合は
社長が営業の現場に出ている
ケースもあるでしょうし
重要顧客やクレーム対応などで
営業の現場に出ることも
あるかもしれません
そんなことを話しながらも
今日その社長とミーティングを
してて出た結論は
「会社組織の状況による」
でした
(そらそうやろって
感じの結論ですよね)
ただ、詳しく言えば
「会社組織の状況によって
社長が“いつ”の売上を
作るかが変わる」
というようなところです
営業の現場って
“いつ”の売上を
上げる場所かと言うと
大体、「今」または「今月」
どれだけ長くても
「1年後」くらいの
売上を上げる場所
じゃないでしょうか
なので、きっと
会社組織の状況として
社員さんが充実していて
社員さんだけで
「今」または「今月」の売上を
上げれる可能性が高い場合は
社長は
「今」または「今月」の売上を
上げに行ってはいけないと
思います
その社長がやった方がいいのは
「3年後の
売上を作ること」
です
社長が
「3年後の
売上を作る」種まきをして
芽が開いてきたところに
社員さんが営業の現場で
「売上」の実を刈り取る
役割になると思います
でも…
そんなこと言ったとしても
中小企業って
社長が営業の現場に
出なければならない場合が
多いですよね
もちろん私も
こんなこと言っておきながら
毎日現場に
フル稼働してしまっています
私がここで言いたいのは
中小企業の社長は
「今」の売上と同時に
「3年後」の売上を
作っておいた方がいいと
いうことです
「今」やらなければならないことに
時間いっぱいになるのではなく
「3年後」のためにやるべきことにも
時間をしっかり費やすべき
だと思います
業界の変化やトレンドの変化を
読みながら
どう方向性を定めて
行動していくかの「仕掛け」を
作っておくべきだと思います
“いつ”の売上になるかを
見定めながら
「種まき⇒収穫」のサイクルを
作っていければ
成果の途切れないビジネスになる
私自身このことを
今後も念頭におきながら
サイクルをしっかり作っていきたいと
思います
今日は以上です