リモートワークは「管理」が一番の落とし穴
[No.0519]
こんにちは。
生岡直人です。
リモートワークが
世の中に定着し始めている今、
おそらく仕事をサボる人、
サボらない人が二分されています。
変わらず自宅でもメリハリをつけて仕事をしている人、
集中力なく明らかに生産性が下がっている人…
など、きっといろいろな人がおられると思います。
なので、多くの経営者やリーダーは
このリモートワークを導入するときに
こう考えるんですね。
「どうやって管理したらいいんだろう?」
って。
ただこの考え、
これから先は危険なのではと私は感じています。
きっとこの情勢が少し落ち着いた後
働き方などのこれまでの常識は
元には戻らないと思います。
特にこのリモートワークでは、
「あ、仕事って家でも案外できるやん」
って体感する人も多く
リモートワーク自体が
世の中に定着していくと思います。
そうなったとき、
「リモートワーク=サボれる」
といったような世の中のイメージから、
「リモートワーク=ちゃんと仕事して当たり前」
というイメージになっていくのではと思うんですね。
もしそうだとすれば、
今回はじめて、社員にリモートワークで仕事をしてもらう際に、
これまではなかったような管理方法で
「家でやった仕事を全て報告してね」
というように、
がんじがらめに管理をすると、
とてももったいないような気がするんです。
管理のやり過ぎは、
きっと今後のリモートワークにおける
常識を先取りできないでしょうし
何より、スタッフが『自立』をする
絶好のタイミングを逃すことにもなっていると感じます。
『見えないから、会えないから、
という理由で不安になり、「管理」をする』
のではなく
『見えなくても、会えなくても
目的・理由を共有しながら、信じ、「自立」してもらう』
リモートワークの定着は、
まさに管理から脱却し、
自立的に動き成果が上がる組織が生まれる
キッカケだと感じました。
以上です。
お読みいただきありがとうございました。