ちゃんと「オーダー」を聞くことの大切さ
[No.0062]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー
生岡直人です
私の自宅の近くに
某牛丼屋さんがあるんですけど
無性に牛丼が食べたくなって
時々足を運びます
私がここのところ
頼むのが
牛丼大盛+うな皿並です
うな牛大盛
(牛丼大盛にうなぎが乗ってるやつ)
じゃなく
牛丼大盛+うな皿並
です
理由は
うな牛大盛は肉の量が少なく
満足感がどっと落ちてしまうから
(実際少ないのかは知らないですが
私は勝手にそう思ってます)
店員さんに
「変な頼み方やな~」とか
「ちょっと高くなるのに」とか
思われても全然OKです
それが
一番満足を得れるオーダー
なので
…何の話やねんって
自分でも思いますが
この
「相手がしたい
オーダー」
コレを
勝手にこっちが
決めちゃってる
ようなこと
ってないですか
例えば
会社の社長さん
なんてそうかもしれません
社員の方に
「この案件どうやって
対応したら
いいでしょうか」
って聞かれて、仮に
「それは○○から
先にやっていきなさい」
なんて先に言っちゃったら
その社員の方は
「なるほどなー
○○から先にすると
いいのかー」
って思うんじゃないでしょうか
専門性の高い仕事もそうで
例えば、税理士さん
顧問先の社長に
「何でなかなか利益が
出ないんですかね」
って聞かれて、仮に
「私は値引きが多いから
だと思いますよ」
って先に言っちゃったら
相手の社長さんからすると
「なるほどなー
税理士さんに言われたら
そうなんやろうな…」
って思うかもしれません
このどちらの例も
質問にお答えすること自体が
ダメではないと思うんですけど
牛丼屋さんに例えるなら
「お腹空いたな~」
と思いながら
店に入って、
席に座ったとたん
すぐに牛丼が出てくるのと
同じような感じなんですよね
メニュー表を見ないまま
選択もすることなく
いきなり
「この牛丼が
上手いから」
って言われて
机に置かれる感じです
まぁその牛丼なら
上手けりゃOKかも
しれないですけど
ビジネスでは
そうもいきません
ビジネスはその場が
OKなだけじゃなく
その出来事ひとつひとつで
いかに
気づきがあり
成長できるか
が大事だと思います
例のような
社員の方が
社長に質問したり
顧問先の社長が
税理士さんに質問したり
することって
言い換えると
「自分に対して
意見を求めてくる問いかけ」
です
コレをする時って
人は自分の中で
大なり小なり
答えは持っている
と思うんです
その大きさは人それぞれで
ほぼ自分の中で
確証がある場合
もあるし
ボンヤリし過ぎてて
言葉にもできない場合
もあると思います
で考えたのは
こういった
「自分に対して
意見を求めてくる問いかけ」
をされた時って
どうすればいいかです
きっと
「答えを言ってあげる」
はあまり良くないと思うんですよね
コレやっちゃうと
問題集かなにかで
わからない問題が出てきた時に
答えのページを見ている
のと一緒で
「答えがわかっただけ」です
その答えを見つけるための
思考プロセスや労力や時間など
が伝わりづらいと思うんです
かと、言って
よくある
「質問を質問で返す」
も個人的には
ちょっと微妙かなって
思います
質問しているのに
「あなたはどう思うんですか?」
って聞き返されたら
「いやいや、
こっちが聞いているんですけど…」
って思っちゃいません
(あ、私だけならすみません)
って思うと
ベターなのは
「こちらの考えを
一意見として伝えた上で
相手の意見も聞き返す」
かなって思ってます
理由としては
まず、質問してもらったことに対して
「こちらの考えを伝える」
ことで
「回答してもらっている
という満足感」
が生まれます
ただ、
「一意見として」と前置き
した上で伝えることで
「回答した内容に強制感はない」
状態になります
そして
「回答してもらっている
という満足感」
「回答内容に強制感はない」
とともに、質問をすることで
相手に
「自分の意見も言いたい」
という気持ちに
なってもらいながら
自分自身の答えを言ってもらうことで
意見交換が活発に行われ
気づきや成長が生まれる
のかなと思います
これからも
相手の方の真意を
しっかりお伺いしながら
プラスを生むご支援を
できるよう精進していきます
今日は以上です