ビジョンを語っても伝わらない理由

ビジョンを語っても伝わらない理由

[No.0465]
 
 
理念と経営数値の専門家
生岡直人です。

 

 

 

 

今日は大阪にて
 
歯科院長さん向けの講座である
『VDCC』のプレセミナーを実施させて頂きました(^^)
 

 
 
そのセミナーの一コマで

 

今日もお話させて頂いたのが
 
『ビジョン』の取り扱い方です。
 
 
 
 
 
『ビジョン』って言えば
 
「未来にこんなことを実現します!」のような
 
目標などのこと
を指します。
 
 
 
 
 
経営者って
 
基本的に未来を見据えて
 
思考し、計画し、行動していくので
 
社員さんに対して
 
『ビジョン』を語ることって
 
割と多くあると思うんですよね。
 
 
 
 
『ビジョン』ではなく
 
『目標』という言葉に言い換えると
 
毎日のように
 
語っている方もいらっしゃると思います。
 
 
 
 
 
 
この『ビジョン』を語るという行為
 
 
 
実はそのビジョンの内容によって
 
社員さんに
 
そのビジョンが響かず
 
社員さんのモチベーションも上がらず
 
行動の質も上がらなかったりします。
 
 
 
 
 
ではその
 
“社員さんに響かないビジョン”
 
ってどんなものなのか?
 
 
 
 
 
それは、一言で言うと
 
“なぜ、それを実現するのかが伝わらないビジョン”
 
です。
 
 
 
 
 
 
例えば、
 
『年商100億円を達成し、地域NO.1の会社になる!』
 
というビジョンがあったとします。
 
 
 
 
年商100億円を目指すこと、地域NO.1を目指すこと、

それぞれは素晴らしく、かつ壮大な表現だと思います。
 
 
 
ただ、こういったビジョンを表現したいときに
 
必ず付け加えておきたいのが
 
『なぜ、年商100億を達成するのか?』
 
『なぜ、地域NO.1の会社になるのか?』
 
というそれぞれに明確な理由
が必要です。
 
 
 
言い換えれば
 
年商90億ではダメであり、
 
地域NO.2ではダメな理由が必要だと思います。
 
 
 
しかもその理由については
 
 
 
 
このビジョンを実現すると
 
『会社にこんな良いことが起こる』
 
という理由だけでなく
 
『社員のみんなにこんな良いことが起こる』
 
『お客様にこんな良いことが起こる』
 
『地域にこんな良いことが起こる』
 
『業界にこんな良いことが起こる』

 
 
 
といった
 
複数の視点で明確に
 
“ビジョンが実現したら起こる良いこと”を
 
語れるかどうか
が重要だと思います。
 
 
 
 
 
そうすることで
 
「なぜ、そのビジョンを実現するのか?」
 
「実現するとどんな良いことが起こるのか?」

 
が社員さんに伝わり
 
それが納得感を生み、
 
モチベーション、そして行動の質
 
上げていくものだと思います!
 
 
 
 
 
 
 
ビジョンを適切に扱うこと。
 
 
 
 
非常に重要なことだと改めて感じます(^^)
 
 
 
以上です。

 

 

 

 

 

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