お客様に自然に連想してもらいたいことは??
[No.0021]
「思考」と「お金」の
戦略パートナー 生岡直人です
新製品が安い
いいことあるぞ
なんのことかわかるでしょうか?
新製品が安い
(志村けんの声)
これならわかりやすいと思います
そうです
企業のキャッチコピーです
新製品が安い
→ケーズデンキ
いいことあるぞ
→ミスタードーナツ
ですね
(ちなみに
ミスタードーナツのキャッチコピーは
今は変わっちゃっているみたいですが)
他にも
あなたとコンビに
ココロも満タンに
激安の殿堂
など
多くの方が企業名を連想できる
有名な
キャッチコピーって
いろいろありますよね
今日はこのキャッチコピーに
関わる実例を
ご紹介したいと思います
先日、歯科医院のお客様の
ミーティングに
参加させて頂いた際に
『今来てくれている患者さんに
これからウチが推奨する
「予防歯科」をお伝えするには
どうすればいいか?』
という課題が上がりました
「予防歯科」は
一生付き合っていく歯と
「予防」という観点から向き合う
歯科と患者さんの関わり方
とも言えるのではないかと思います
これをどうやって伝えていくかって
とても大切ですよね
方法はいろいろあると
思うんです
例えば
・待合室で資料をお見せ
しながら説明する
・治療の際にお伝えする
・お電話口で説明する
などなど…
ただ、これらの方法は
「今から説明しますね」っていう
姿勢を見せた上で
患者さんに聞く体勢を作ってもらって
話をすることになるので
説明側にそんなつもりがなくても
「あなたは予防を
していきますか?」
という提案をしている形に
取られかねない
もちろん
説明の内容自体が
素晴らしいモノなので
説明して伝わる方も
たくさんいらっしゃるのですが
中には、「予防」についての理解が
浅い方もいらっしゃると思うので
勝手に「私はいいわ…」みたいに
そんなつもりじゃなくても
選択をしてしまうことになりかねない
なので、
いかに自然な状態で
当歯科は
「予防」を推奨
している歯科
であることを伝えていくかが
とても大切だと思いました
ここで
活用すべきと思ったのが
キャッチコピー
でした
具体的にいうと
まずは、
その歯科の
「予防」を謳った
キャッチコピーを
考えていただきます
例えば
「あなたの予防を実現する」
みたいな感じで考えたとします
(これは私の勝手な案です)
で、それを
目から耳から
情報として自然に伝え
その歯科のイメージを
患者さんの頭の中に残る
ことを狙います
具体的には
キャッチコピーを
待合室に張ったり
ロゴに文面として入れたり
電話を取る際に
今までの受け答えが
「お電話ありがとう
ございます、○○歯科です」
なら、
「お電話ありがとう
ございます、あなたの予防を
実現する、○○歯科です」
に受け答えを変える
のような形で活用を
していきます
ちなみに
この目と耳
両方使う理由としては
どちらかのみの場合で活用した場合と
両方で活用した場合とは
明らかに
連想のしやすさに
差があるからです
例えば
最初の例に挙げた企業でも
新製品が安い
のようにロゴにはそのキャッチコピーが
入っていないんですよね
だから見慣れてはいないけど
CMでは流れているから
声のイメージができると
聞き慣れている分、そこで連想が
しやすくなる
それに比べて
あなたとコンビに
このようにロゴにも
キャッチコピーが入っているから
見慣れてもいて
CMでも流れている分
耳慣れもしている
だからすぐに連想がしやすいと思います
なのでこの目と耳での効果を
うまく活用すれば
特に患者さんは
説明を受けた
という印象を持たないままで
「予防」に興味を
持った状態
を作りやすくなり、
むしろ患者さんの方から
「予防」に関する質問を
してもらえる可能性が増えるのかなと
思っています
で、その質問に先生やスタッフさんが
お答えして
自然に
予防を推奨できる形が
取れるのかなと
思っています
今はお客様の歯科医院でも
このキャッチコピーを
どんなものにするかを
スタッフの皆さんが
考えておられる段階
なんです
今後の展開をとても楽しみにしながら
私自身、精一杯の力で関わらせて頂くことで
医院の発展に貢献していけたらと思います
今日は以上です