「思い」より「想い」が重要。。
[No.0002]
「思考」と「お金」の戦略パートナーの生岡直人です
ここ最近はオリンピックに高校野球と、
スポーツで活気立っていますね
私も昔からスポーツ好きなので、
仕事をしながらもついついオリンピックや高校野球の結果が気になってしまいます
しかも高校野球に関しては、
今年は私の母校である市立尼崎が
33年ぶりの甲子園出場を果たしました
私が高校生だった当時の監督が今も監督をされていて、
甲子園出場が決まった時の
監督の男泣きしながらのインタビューには、
監督のこれまでの想いが込もっていて、
もらい泣きをしてしまいました
(甲子園本戦では、惜しくも緒戦で敗れてしまいましたが、これまた感動的な試合でした)
本当にスポーツっていいですね
多くの人に感動を与えるものだなーってつくづく思います
でもなんで、こんなにスポーツって人に感動を与えるのでしょうか
きっと様々な理由があるんだと思いますが、
理由の一つには、
「選手ひとりひとりが様々な想いを持って競技していることを知るから(または感じるから)」
だと思います。
その想いは、
テレビ番組の解説や、
ときにはその選手の喜ぶ姿や悔し涙から想像して
感動をもらうんだと思います。
しかも感動って「思い」じゃなく「想い」を感じたときにもらえることが多いのかなと思います
「思い」=自分の心
(田は自分の頭のことを指すらしいです)
「想い」=相手の心
として、スポーツ選手が自分だけでなく、
監督や仲間、家族や友人、
ファンやそのスポーツ全体のため
など、自分以外の想いを持っていることを感じたときにこそ感動しやすいのかなと
これって、ビジネスにおいてもそうなんじゃないかなーって思うんです。
例えば、コトラーがマーケティングの移り変わりを提唱している
「マーケティング3.0」
1.0を産業革命の時代として、3.0を現代として提唱している考え方ですが…
うーん、なんかちょっとわかりにくいので、
勝手にこう解釈しています
◆1.0の時代(産業革命の時くらい昔)は
「新しいモノが売れた時代」
◆2.0の時代(高度経済成長期くらいからバブルくらい)は
「良いモノが売れた時代」
◆3.0の時代(ちょっと前から今にかけて)は
新しくて良いモノがあるのは当たり前の時代になっていて
「それを誰から買うことで価値を感じるか」
が重要な時代になってるのかと。
結局その価値って、
お客さんがどんな人から買いたいかって言うと、
「自分のことを想ってくれている人」
だと思うんですよね。
どんなに新しくて良い商品でも、
それを売る人が商品説明ばっかりしてて
買う立場であるこっちの話を聞いてくれなかったら
なかなか買う気にはなりません
よりも、商品説明はそこそこに、
買う側が
「何故それがほしいのか?」
「どんな場面で使うことがあるのか?」
「買った時のデメリットは?」
など、買う側の気持ちをしっかり聞いてくれたら、
やっぱり買いたい意欲は増すものだと思います
その想いの部分ってスポーツと一緒で、
ビジネスも
お客様はもちろんのこと、
関わるいろんな方々への「想い」をしっかり持って
感動を与えられるくらいのモノじゃないといけないって思いました
今日は以上です